リーグワンディビジョン2昇格を果たし、エンブレム、ロゴ、公式戦1stジャージデザインを一新した清水建設江東ブルーシャークスが、7月2日に2024-25シーズンの新体制を発表した。
越野愉太代表理事、瀧川広一ゼネラルマネージャー、仁木啓裕監督兼チームディレクター、吉廣広征ヘッドコーチ兼マーケティングリーダーらは留任し、新たなコーチングスタッフとしてグレッグ・フィーク氏(コーチングアドバイザー)、セコぺ・ケプ氏(FWコーチ)、権丈太郎氏(FWコーチ)らがチームに加わる。
グレッグ・フィーク氏はニュージーランド出身。PRとしてクルセイダーズなどでプレーし、同国代表”オールブラックス”10キャップ。
指導者としては2011年から2019年までアイルランド代表のスクラムコーチ、2018年から2019年までNECグリーンロケッツのFWコーチを務めるなどキャリアを積んできた。
2020年からはイアン・フォスターHCのもと、オールブラックスのスクラムコーチを務めた。23年W杯後はブルーズ(NZ)のスクラムコーチとして24シーズンのスーパーラグビーパシフィック優勝に貢献した。
セコペ・ケプ氏はオーストラリア出身、同国代表”ワラビーズ”110キャップのPR。クラブではワラターズ(オーストラリア)、ボルドー・べグル(フランス)、ロンドン・アイリッシュ(イングランド)などでプレーした。
2022シーズンよりスーパーラグビー・パシフィックに参戦したモアナ・パシフィカでは初代キャプテンを務め、2024シーズン限りで現役引退した。
権丈太郎氏は福岡県出身で筑紫高から早大に進み2007年度は主将を務めた。卒業後はNECに入団、主なポジションはFL。
2018年の現役引退後は2022年まで早大のFW/ブレイクダウンコーチを務め、同年NECグリーンロケッツ東葛にコーチとして加入。2023-24シーズンでの退団が発表されていた。
グレッグ・フィーク氏は「アドバイザーとしてブルーシャークスの一員となり、サポーターが誇りに思えるチームに進化できるよう支援できることを光栄に思います」とコメント。
江東BSでコーチングキャリアをスタートさせるセコペ・ケプ氏は「この度はブルーシャークスのコーチングチームに加わる機会に恵まれ、私を受け入れてくれたことにとても感謝しています。来シーズンのチャレンジに向けて皆さんと準備するのが待ちきれません」と思いを語った。
GR東葛から籍を移す権丈太郎氏は「Division2にチャレンジするシャークスの一員になれて、興奮と楽しみな思いで一杯です。情熱とハードワークでチームにコミットし続け、目標達成のために貢献します」との言葉を残している。