7月24日から30日にかけておこなわれるパリオリンピックの7人制ラグビー競技のプール組分けが、6月23日に国際統括団体のワールドラグビーから発表された。
大会は男女それぞれ12チームが参加。まず4チームずつ3つのグループに分かれてプールマッチを戦い、その結果に応じたトーナメント形式の順位決定戦によって最終順位を決定する。なおプール組分けは、過去2シーズンのワールドシリーズなどの国際大会における出場国の実績をもとに振り分けられた。
大会開会式の2日前の24日に開幕する男子の部では、日本代表はNZ、アイルランド、南アフリカと同じグループAに入った。今季のワールドシリーズで初の総合優勝を果たしたアルゼンチンは、オーストラリアなどと同じグループBに。15人制ラグビーのスター、アントワンヌ・デュポンの参戦で注目される地元フランスは、過去2大会で連覇を達成しているセブンズ王国フィジーと同組になった。
女子の部は28日から30日に実施され、今季ワールドシリーズ1位で前回大会優勝のNZがフィジー、カナダ、中国とグループAに入った。グループBには2016年リオ大会王者のオーストラリアをはじめ、アイルランド、イギリス、南アフリカが名を連ねる。過去2年で着実に実績を重ね躍進が期待される日本代表は、グループCで地元フランス、アメリカ、ブラジルと対戦する。
また合わせて、オリンピックで使用される公式ボールも発表された。