6月7日からフィジーに遠征している女子日本代表(サクラフィフティーン)が14日、スバのHFCスタジアムで女子フィジー代表とテストマッチ第1戦をおこない、24-15で勝利した。
現地時間18時にキックオフされた試合は、開始3分にフィジーが先制する立ち上がりとなった。しかしサクラフィフティーンは動じることなくひたむきに体を当てて徐々に流れを引き寄せ、16分のLO吉村乙華のトライとSO山本実のコンバージョンで7-5と逆転。その後それぞれ1PGずつを加えて、10-8で前半を折り返した。
後半も拮抗した展開で進む中、サクラフィフティーンは15分にSH津久井萌がインゴールに押さえ、SO大塚朱紗のゴールも決まって17-8とリードを広げる。地元でのテストマッチで負けられないフィジーもここから反撃に転じ、29分にWTBメレワイリタ・ネイヴォサトライを返して15-17と追い上げたが、フィットネスで上回るサクラフィフティーンは直後の32分、CTB畑田桜子が値千金のトライを奪取。
SO大塚のゴール成功でワンチャンスでは逆転できない9点差にスコアを拡大すると、以降は懸命のディフェンスでフィジーの猛攻を封じ、24-15でフルタイムを迎えた。
なおサクラフィフティーンとフィジー代表は、6月20日にラウトカのチャーチルパークでテストマッチ第2戦を戦う。