ラグビーリパブリック

明大ラグビー部、5年ぶりに北島ラグビー祭を開催! 八幡山でRS、地域のサポーターたちと交流

2024.05.06

ラインアウト体験コーナーでは部員にリフトしてもらってジャンパーに挑戦(撮影/BBM)

 5月5日のこどもの日、快晴の中、明大ラグビー部主催の北島祭が5年ぶりに開催された。

 この催しは、ラグビーの普及や地域社会との明大の現役部員の交流を目的に、毎年八幡山に地元住民やサポーター、近隣のラグビースクールを招待しておこなわれていたが、コロナ禍などで2019年からは開催されていなかった。

 午後1時、明大部員が勢ぞろいし、開会セレモニーで神鳥裕之監督が「今日1日、選手、スタッフと交流し楽しんでいってください」とあいさつし、北島祭がスタートした。

 まず、現役部員が指導役になってのラグビー体験会。

 部員たちがそれぞれのコーナーで指導しながら、参加者がラグビーを体験。スクラムマシーンを使ってのスクラム体験や、タックルバッグへのタックル体験、そしてパスやゴールキック、ラインアウトのジャンパー体験など、参加したラグビースクールの子どもたちや、ファンの人たちも楽しんでいた。

スクラムマシーンに挑戦する子どもたち
部員の顔写真の張ってあるタックルバッグにタックル

 スクラム体験コーナーでは、スクラムマシーンに子どもたちが乗り、現役部員がデモンストレーションをおこなうと、その衝撃に子どもたちもビックリ。子どもたちも部員たちの指導を受けながらスクラムマシーンに挑戦した。

 ラインアウト体験コーナーでは、部員たちにリフトしてもらって空中でボールをキャッチ。ふだんあまり体験したことのない高さに、最初は子どもたちもおっかなびっくりだったが、慣れてくると楽しそうにジャンプしていた。

 体験会の後は、参加したラグビースクールの子どもたちの試合がおこなわれた。憧れの八幡山グラウンドのふかふかな人工芝で、ちびっこ選手たちは元気は走り回り、ナイスタックルや素晴らしいランプレーには、現役部員たちからも「おーっ!」と驚きや歓声が上がっていた。

参加したラグビースクールの交流戦もおこなわれた

 そして最後は明大ラグビー部オリジナルタオルやTシャツ、4年生のサイン入りボール、100周年記念ジャージーなどが当たる抽選会。当選番号が読み上げられるたびに、歓声が沸いた。

 最後に今季のキャプテン・木戸大士郎選手が「今年は奪還というスローガンを掲げて日本一を狙うので、応援してください」と挨拶すると、駆け付けたファンや参加したスクールの選手たち、地元の住人たちから大きな拍手が送られた。

「選手にいろいろ教えてもらえて楽しかった」
「大学生が大きくてびっくりした」
 参加した子どもたちは選手たちとの交流を満喫した様子。

 神鳥監督は「今日は来てくれた方に喜んでいただけて良かったです。こういう場を通じて、部員たちも明治大学ラグビー部の価値を感じてくれたと思います」と話していた。

 選手たちも夏に向けて、子どもたちからパワーをもらったようだ。

参加者全員で記念撮影
Exit mobile version