リーグワンのディビジョン1で前節終了時に3位だった東京サントリーサンゴリアスは、4月13日に秩父宮ラグビー場でおこなわれた第13節で三重ホンダヒートを60-10と圧倒し、プレーオフ進出へ向け大きな勝点5を獲得した。10勝3敗となり、総勝点は48に増えた。
一方、ヒートは1勝12敗となって10位以下が確定し、入替戦出場が決まった。
サンゴリアスは前半3分、FB松島幸太朗が鋭いステップで次々とディフェンダーをかわし先制すると、7分にはハーフウェイでNO8タマティ・イオアネからオフロードパスをもらったWTB尾崎晟也が抜け、ゴールへ走りきり追加点となった。15分にもゴールに迫ると、パワフルなNO8イオアネがタックラーを振りきってトライ。その後、ヒートのPR藤井拓海にインゴールへ突っ込まれ5点を許したものの、サンゴリアスのペースは続き、34分にはCTBイザヤ・プニヴァイがラックサイドを抜けて最後はタックラーを弾き飛ばし、点差を広げた。
26-5で後半を迎えたサンゴリアスは、44分(後半4分)にゴール前のスクラムで圧力をかけ、ボールを持ち出したNO8イオアネが4人のタックラーを振りきって得点。その後も4トライを追加し、大勝となった。
ヒートは50分にFBトム・バンクスのカウンターからCTBダーウィッド・ケラーマンのファイブポイントにつながったが、堅守のサンゴリアスに対し、反撃はそこまでだった。