今年秋にヨーロッパ遠征をおこなう日本代表が、ワールドカップ決勝の会場にもなったパリのスタッド・ド・フランスで、11月9日にフランス代表と対戦することが決まった。日本ラグビー協会が公式発表。キャップ対象のテストマッチとなる。
フランス代表は現在、世界ランキング4位の強豪で、日本代表は過去に13回挑んで一度も勝ったことはない。最も競ったのは2017年11月で、ナンテールで対戦したときに23－23の引き分けだった。直近では2022年秋のツアー（トゥールーズ）でチャレンジし、17－35で敗れている。
2027年のワールドカップへ向け、エディー・ジョーンズ氏を指揮官とする新体制となり新たなスタートを切る日本代表（現在、世界ランキング12位）は、今夏に国内でイングランド代表（同5位）やイタリア代表（同8位）などと対戦することが決まっており、秋には横浜でニュージーランド代表“オールブラックス”（同3位）に挑戦、さらに11月のヨーロッパツアーではロンドンでイングランド代表と再戦することも決定している。
エディー・ジョーンズ ヘッドコーチは、「すでに世界最高峰のチームとの対戦が目白押しのカレンダーに、また新たなビッグマッチが加わりました。フランス代表とのパリでの対戦は手強い挑戦となりますが、敵地でこのように高いレベルのチームと対戦することで、常に自分たちの力を試し、私たちの目指すチームへと成長させていきたいと思います」とコメントした。