日本製鉄釜石シーウェイブスに4季在籍したプロップの杣澤誠(29歳)と束田涼太(27歳)が、2023-24シーズン限りで退団することが4月1日に発表された。
岩手高校出身で流通経済大学、秋田ノーザンブレッツを経て2020年にシーウェイブスに入団した杣澤は、「4年間すばらしいクラブでプレーできたこと、そして所属していた会社には多大なるサポートをしていただいたこと、深く感謝しております。これからも日本製鉄釜石シーウェイブスの応援をよろしくお願いいたします。同期の活躍は特に期待しています。本当にありがとうございました」とコメントした。
目黒学院高校、専修大学出身の束田は、宗像サニックスブルースを経て杣澤と同じ年にシーウェイブスの一員となったが、現役を引退する。釜石で過ごした約4年間は本当に貴重だったと振り返り、「ラグビーという競技は仲間の大切さや相手を思いやる気持ちを教えてくれましたし、この競技の最大の魅力だとも思います。そんな競技に巡り合わせてくれた家族や職場の方々、自分に関わってくれた全ての方々に心から感謝いたします。これからは第二の人生を歩んでいきます。釜石での経験やラグビーの経験を活かして今後も一生懸命頑張ってまいります」とコメントした。