ラグビー専門メディア『RUGBY PASS』は3月5日、東京サンゴリアスのSOガレス・アンスコムが今夏より英・プレミアシップのグロスターに移籍すると報じた。
今季終了後にグラスゴー・ウォリアーズに移籍する、スコットランド代表のアダム・ヘイスティングスの代役とみられ、カーディフから来季加入する同僚(ウエールズ代表キャップ53)のSHトモス・ウィリアムズとハーフ団を組む予定だ。
アンスコムはウエールズ代表キャップ37を持ち、W杯は2大会(2015年、2023年)を経験した32歳。昨季限りでオスプリーズを退団し、W杯フランス大会後に東京サンゴリアスへと加入した。
しかし、W杯プールステージのジョージア戦直前のウォームアップ中に負傷。検査の結果、鼠径部(足の付け根)の手術が必要であることが判明し、来日してわずか2週間で登録を抹消されていた。
現在はウエールズでリハビリをおこっているというが、リーグワンの規定によりシーズン中の再登録はできないため、日本でのプレーはお預けとなった。
もっとも、サンゴリアスは同じスタンドオフでアルゼンチン代表のニコラス・サンチェスをシーズン中に獲得。レギュラーを掴んでいるルーキーの高本幹也も好調で、アンスコム離脱による影響を感じさせないパフォーマンス見せている。