広島県を拠点とする中国電力レッドレグリオンズとマツダスカイアクティブズ広島が2月25日、バルコムBMWスタジアムでダービーマッチをおこない(リーグワン・ディビジョン3/第7節)、25-20でスカイアクティブズが競り勝った。1カ月前の第5節で対戦したときはレッドレグリオンズが1点差で制していたため、スカイアクティブズにとってはリベンジ成功となった。
スカイアクティブズは前半に2トライを挙げ5点リードで折り返したものの、後半、反則が増えてレッドレグリオンズにペナルティゴール(PG)を連続で許し、そのうち3本をSO宮嵜隼人に決められ、ゲームをひっくり返されてしまった。
しかし、13-17で迎えた63分(後半23分)、スカイアクティブズは敵陣深くに入ると、ラインアウトからのドライビングモールはゴール前で止められ、その後のパス回しは乱れてしまったが、ボールを処理したSOボーディン・ワッカが軽快なフットワークでディフェンスを破り、逆転トライを決めた。
72分に再び相手にPGを許し、2点ビハインドとなってしまったスカイアクティブズだが、リスタートのキックオフボールを確保し、フェイズを重ねてワッカのブレイクでチャンスとなり、パスをもらったCTBジェイコブ・アベルがゴールへ駆け抜け、再逆転。
そして、試合終了間際のレッドレグリオンズの猛攻を封じ、スカイアクティブズが広島ダービー第2戦を制した。