リーグワンでトップグループへの昇格を目指す浦安D-Rocksが、2月17日、神奈川の大和なでしこスタジアムで日本製鉄釜石シーウェイブスとディビジョン2の第6節を戦い、85-5と圧勝した。
ディビジョン2で首位の浦安D-Rocksはこれで5勝1敗。最下位の日本製鉄釜石シーウェイブスは開幕から6連敗となった。
浦安D-Rocksは序盤からトライラッシュ。
前半3分、テンポのいい連続攻撃からFB安田卓平が抜けてWTB石井魁の先取点をアシストすると、7分にもグラウンドを広く使ってCTBサム・ケレビなどのパワーランナーも活かしながら相手の守りを崩し、PR竹内柊平が力走でチャンスとなり、サポートした石井が連続トライゲッターとなった。
12分にはケレビが蹴ったボールがインゴールに転がり、相手選手が処理をミスし、ボールを押さえたLO中島進護のトライが認められた。
15分にはSO田村煕が切り込み、オフロードパスをもらったLOリーヴァイ・ダグラスがゴールへ。
その後、危険なプレーをした選手にイエローカードが出て1人少ない時間帯もあった浦安D-Rocksだが、優勢は変わらず、23分にはドライビングモールでペナルティトライを獲得した。
勢いは止まらず、30分にも敵陣深くに入ると、WTB石井がハットトリックを達成。38分にはラインアウトでスチールされたものの、すぐにボールを奪い返し、フィジカルの強い選手たちが波状攻撃でFLブロディ・マカスケルがフィニッシャーとなった。
浦安D-Rocksは43-0で迎えた後半も6トライを追加。
一方の日本製鉄釜石シーウェイブスは、終盤、チーム一体となって根気よく11フェイズ重ね、SO落和史が1トライを奪い返したが、反撃はそこまでだった。