ラグビーリパブリック

U20トロフィーの開催地がスコットランドに決定。U20日本代表はアウェーの地で昇格狙う。

2024.02.08

1年でのチャンピオン復帰を目指すU20日本代表。写真は明大1年のFL大川虎拓郎(撮影:松本かおり)

 2月7日、2024年7月に開催されるU20トロフィーの開催地がスコットランドに決定した。

 期間は7月2日から17日まで。8チームが2つのプールに分かれて総当たり戦をおこない、最終日に同じ順位同士で対戦、最終順位を決定する。
 優勝チームのみが、来季のチャンピオンシップへ昇格する。

 昨季U20チャンピオンシップから降格したU20日本代表は、このU20トロフィーで戦う。プールAでスコットランド、オセアニア(サモアもしくはトンガ/3月8日決定)、香港と対戦する。

 最大のライバルと目されるのは、日本と同じプールAのスコットランドだ。
 2019年に降格し、昨季はウルグアイにプール戦で敗れて4年ぶりの昇格を逃した。ホームでのリベンジに燃えている。

 U20日本代表を率いる大久保直弥HCは、「スコットランドと彼らのホームで戦えることにとても興奮しています。ひとつ言えることはFWが勝たない限りゲームに勝ち目はない。FWで結束してさらなる強化を進めていきます」とコメントした。

 指揮官の言葉通り、FWはBKに先行する形でこの2月から合宿を実施している。埼玉ワイルドナイツや東芝ブレイブルーパス東京など、リーグワンのチームの胸を借り、セットプレーの強化を進めている。

 BKも合わせた候補合宿は3月に実施予定で、5月下旬にはニュージーランド遠征を予定している。

 なお、上位12チームが参加するU20チャンピオンシップは、南アフリカ(ステレンボッシュとケープタウン)で開催される。
 期間は6月29日から7月19日まで。3つのプールに分けられ、4チームによる総当たり戦と順位決定戦(上位・中位・下位トーナメント)がおこなわられる。
 決勝はケープタウンスタジアムでおこなわれ、フランスは4連覇を目指す。

〈ワールドラグビー・U20 トロフィー2024〉
期間:7月2日~17日
(第1試合:7月2日、第2試合:7日、第3試合:12日、第4試合:17日)
開催地(スコットランド):ハイブスタジアム、エディンバラ

●プールA
日本、スコットランド(昨季3位)、オセアニア(サモアorトンガ)、香港

●プールB
ウルグアイ(昨季2位)、オランダ、アフリカ(U20バルテストロフィーの勝者)、北アメリカ(アメリカorカナダ)

〈ワールドラグビー・U20 チャンピオンシップ 2024〉
期間:6月29 日~7月19 日
(第1試合:6月29日、第2試合:7月4日、第3試合:9日、第4試合:14日、第5試合:19日)
開催地:ダニエル・クレイヴンスタジアム、アスローンスタジアム、ケープタウンスタジアム

●プールA
フランス、ニュージーランド、スペイン(トロフィーから昇格)、ウエールズ

●プールB
オーストラリア、ジョージア、アイルランド、イタリア

●プールC
アルゼンチン、イングランド、フィジー、南アフリカ

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