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女子セブンズ日本代表は豪州パース大会11位 最後はスペインに快勝

2024.01.28

スペインとの11位決定戦でゴールへ力走するキャプテンの平野優芽(C)JRFU


 セブンズの国際サーキット(HSBC SVNS 2024)に参戦している女子セブンズ日本代表“サクラセブンズ”は、オーストラリアのパースで1月26日から3日間にわたって開催されてきた今季第3ラウンドで、12チーム中11位に終わった。

 プールステージで3戦全敗だった日本は、大会2日目からの順位決定戦は9位以下のトーナメントに進み、ブラジルに17-21と逆転負け。しかし、最終日の28日は11位決定戦でスペインを33-5で下し、勝って締めくくった。

 スペイン戦は、前半1分、スクラムからの展開でループを入れてキャプテンの平野優芽が抜け、ハーフウェイからゴールへ走りきり先制。リスタート後にはディフェンスでプレッシャーをかけて相手がパスを乱したところ、こぼれ球を拾った須田倫代がゴールに持ち込んだ。さらに、スペインにイエローカードが出て数的有利だった5分には、堤ほの花が自陣から快足を飛ばし、3連続トライとなった。ハーフタイム前には辛抱強くアタックを継続し、水谷咲良がフィニッシュ。
 26-0で迎えた後半、スペインに1トライを許したものの、終盤には内海春菜子がブレイクダウンで奮闘してピンチをしのぐと、直後、自陣深くのスクラムからボールをもらった内海のゲインで攻め上がり、最後は堤が左外を振りきって独走し、快勝となった。

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