ラグビーリパブリック

日本ラグビーの新拠点から広がるラグビーの輪。『FOR ALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ』

2024.01.28

全国4地区から集まった小学生ラガーがJAPANBASEで躍動した(撮影/Hiroaki UENO)

小学生ラガーの交流を深め、ラグビー精神の向上を目的とする「FOR ALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」が27日・28日に日本ラグビーの新拠点・JAPANBASEでおこなわれた。

東北・関東・関西・九州の4地区で開催された2023年の「SEINANラグビーマガジンCUPミニ・ラグビー交流大会」に出場したチームを中心に、対戦成績やフェアプレーへの取り組みなどを総合評価し、各地方協会から推薦されたチームがJAPANBASEを駆けた。
また、今回は例年の4チームから8チームと増え、今まで以上に地域を越えた交流が深まった。

今回集まったのは、次の8チームだ。

北海道東北 =山の手ラグビースクール(北海道)
北海道東北 =仙台ラグビースクール(宮城県)
関東 =上郷ラグビースクール(長野県)
関東 =新発田ラグビースクール(新潟県)
関西 =阿倍野ラグビースクール(大阪府)
関西 =西宮ラグビー少年団(兵庫県)
九州 =佐賀ジュニアラグビークラブ(佐賀県)
九州 =筑豊ジュニアラグビーフットボールクラブ(福岡県)

各チームの選手たちは、それぞれのチームの特色を全面に押し出し、思い切りプレーした。
精一杯のランニングに鋭いタックル。
小学生とは思えないようなレベルの高いプレーが随所にみられ、観戦者から拍手やどよめきが起きた。

見事なハンドオフで山の手RSのディフェンスを突き放す新発田RS(撮影/Hiroaki UENO)
上郷RSの必死のディフェンス(撮影/Hiroaki UENO)

1日目の試合終了後にはJAPANBASE・クラブハウス内で懇親会もおこなわれ、試合以外でも親交を深めた。

ラグビーにまつわるクイズ等のレクリエーションで交流を深めた

各チームが2日間で計4試合を戦い、各試合後にはグラウンド脇でファンクションもおこなわれた。
「いろんな地域のチームと試合ができてとても勉強になった」
「パスの展開がうまく、参考にしたい」
キャプテンたちが感謝の気持ちと対戦チームを讃える言葉を伝え合った。

試合後には互いのチームを讃え合い、ラグビー精神を育んだ(撮影/Hiroaki UENO)

参加チームの選手たちの中から、将来“JAPAN”を背負う者も出てくるだろう。
2日目はあいにくの荒天により、大会最終試合が後半途中で中止になってしまったが、熱戦を繰り広げた選手たちの闘志と笑顔がそこにはあった。
ここからラグビーの輪が広がっていくだろう。

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