ラグビーリパブリック

D3の中国電力レッドレグリオンズが今季初勝利 16点差逆転で広島ダービーを制す

2024.01.28

プレーヤー・オブ・ザ・マッチの宮田賢斗。終盤には逆転につながるトライを決めた(C)JRLO


 リーグワン2023-24のディビジョン3で唯一未勝利だった中国電力レッドレグリオンズが、1月27日、同じ広島県を拠点とするマツダスカイアクティブズ広島とバルコムBMWスタジアムで激突し、16点ビハインドからゲームをひっくり返して22-21で制し、今季初勝利をつかんだ。

 中国電力レッドレグリオンズは5-21で迎えた47分(後半7分)、ゴール前のラインアウトからサインプレーを決めてHO岩永健太郎がトライ。SO宮嵜隼人のタッチライン近くからのコンバージョン成功も大きな追加点となった。58分にはペナルティゴールを決め、6点差となる。
 そして、終盤の70分、キック&チェイスで相手にプレッシャーをかけ、敵陣深くに入ったレッドレグリオンズは、スクラムでペナルティを得るとラインアウトへ移り、モールなどでゴールに迫り、最後はPR宮田賢斗がピック&ゴーでラインを越え、インゴールへのグラウンディングが認められた。そして、宮嵜がコンバージョンを決め、逆転する。

 マツダスカイアクティブズ広島は72分にSHジェイコブ・アベルのブレイクスルーで敵陣深くに入ったが、中国電力レッドレグリオンズは粘り強く守り、FL松永浩平らがブレイクダウンで奮闘してピンチを脱出。その後もがまんのディフェンスで1点リードを守りきり、歓喜となった。

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