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日本製鉄釜石シーウェイブスに大東大PR松山など5名新加入 アーリーエントリー

2024.01.24

上左から松山青、高橋璃玖、鈴木雄海。下左から高居海靖、今大輝(写真提供:日本製鉄釜石シーウェイブス)


 リーグワンのディビジョン2で戦っている日本製鉄釜石シーウェイブスに、新しく5人の選手が加わった。
 2023年度の関東大学リーグ戦1部で4位だった大東文化大学のPR松山青とLO/FL鈴木雄海、同リーグ戦2部でプレーした専修大学のCTB/SO高居海靖、山梨学院大学のFB今大輝、そして、國學院大学のPR高橋璃玖がシーウェイブスの新メンバーとなった。

 彼らは現在、大学4年生だが、若手選手の強化・育成の観点から導入されているアーリーエントリー制度を活かして1月12日にリーグワンに選手登録されており、2月4日(第5節)から公式戦に出場可能となる。

 シーウェイブスの桜庭吉彦ゼネラル・マネージャーは、「松山、高橋両選手にはスクラムを、鈴木選手にはブレイクダウンでのハードワークを、高居選手にはゲームコントロールを、そして今選手には相手を切り裂くランニングを期待しています」とコメント。須田康夫ヘッドコーチは、「各人、ポテンシャルの高い強みを持っているのを確信しています」と述べ、チームに新たなエナジーを吹き込んでくれることを期待する。

 松山は「自分の強みである接点の強さを活かして、若手らしくアグレッシブに頑張りたいと思います」と意気込みを述べ、同じプロップの高橋は、「ファンの皆様には絶対に負けないスクラム、ゴール前では必ずトライを取り切るモールの強さ、そしてシーウェイブスというチームの一員であるところを体を張ったプレーでお見せしたいと思っています」とやる気満々だ。
 高橋と同じ秋田県出身の鈴木は、地元・東北のチームであるシーウェイブスで活動できることを楽しみにしており、「自分の強みはスピードのある攻撃なので、その強みを活かしアピールをしたいと思っています」と語る。
 高居も、伝統ある日本製鉄釜石シーウェイブスへ入団できて機会に恵まれたことを感謝し、「チームにキックという強みをもって貢献したいと思います」とコメント。大阪出身であり、新たな地での挑戦を楽しみにしている。
 そして、青森県出身の今は、チームのディビジョン1昇格を目指して「自分のプレーや自分の明るさで盛り上げていきたい」と意気込み、自身の強みは「ロングキックと精度の高いキック、見応えのあるランです」とアピールした。

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