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埼玉ワイルドナイツに帝京大NO8延原、明大SH萩原など6選手が新加入

2024.01.22

上左からタニエラ・ヴェア、シュモック オライオン、延原秀飛。下左から谷山隼大、萩原周、谷口宜顕


 埼玉パナソニックワイルドナイツが1月22日、2024年度の新加入選手を発表し、帝京大学のNO8として全国大学選手権大会3連覇に貢献した延原秀飛など、今春大学を卒業するフレッシュな6人がワイルドナイツに加わり新たな一歩を踏み出すことになった。

 高校日本代表の経歴もある延原は、「関わってくださったすべての皆様に感謝しながら、たくさんの方に応援していただける選手になれるよう頑張ります」と意気込みを述べた。

 そして、大学選手権決勝で延原らを擁する帝京大学と対戦した明治大学の9番、萩原周もワイルドナイツの一員となる。常勝軍団でスクラムハーフのポジションを競うことになる萩原は、「日々精進し、ルーキーらしく頑張りたいと思います」とコメントした。

 さらに、東海大学のキャプテンとして関東大学リーグ戦6連覇の使命を果たした谷口宜顕もワイルドナイツに加わる。フルバックやウィングでプレーする谷口は、「幼い頃から憧れていたチームでプレーできることを誇りに思います。謙虚に貪欲にプレーし、ワイルドナイツにふさわしい人間になれるよう頑張ります」と誓った。

 また、延原や谷口と同じ元高校日本代表で、筑波大学のキャプテンを務めた谷山隼大もスターがそろう野武士軍団に入ってさらなる成長を目指す。筑波大でのラストゲームは8番をつけたが、センターとしても可能性がある谷山は、「埼玉パナソニックワイルドナイツでのプレーが実現できることに心から感謝しています。これからも夢に向かって精進し、チームの一員として勝利に貢献できるよう一生懸命頑張ります」とコメントした。

 そして、3歳のときに神戸でラグビーに出会い、その後はカナダとニュージーランドでラグビーをし、慶應義塾大学で4年間過ごしたシュモック オライオンもワイルドナイツの一員となる。フランカーとして期待されるシュモックは、「ワイルドナイツで成長して貢献できるように頑張ります」と決意を新たにした。

 フォワードではもうひとり、プロップと3列をカバーできるユーティリティプレーヤーで、東洋大学のキャプテンを務めたタニエラ・ヴェアもワイルドナイツの一員となる。トンガ出身で14歳のときに来日(目黒学院中・高卒)したヴェアは、「一日でも早く試合に出場できるよう、日々の練習から全力でチャレンジしてチームに貢献したいです」と燃えている。

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