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リーグワン首位の埼玉ワイルドナイツが開幕から6連勝 今季昇格の三重ホンダヒートは6連敗

2024.01.20

体を張り、ハードワークしたワイルドナイツのFLラクラン・ボーシェー (C)JRLO


 2023-24シーズンのリーグワンで首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツは1月20日、ホームの熊谷ラグビー場で三重ホンダヒートと対戦し、70-12と圧倒、開幕から6連勝となった。
 一方、今季ディビジョン1に昇格した三重ホンダヒートはまだ白星をつかめず、6連敗。

 埼玉ワイルドナイツは試合開始のキックオフ直後、コンタクトの強さを発揮し、すぐにボールを奪い返して攻め込み、LOルード・デヤハーが先取点を挙げた。

 27分には、1人少ない時間帯だったが優勢で、ゲームキャプテンを任されたLOエセイ・ハアンガナがダブルタックルを押しきってトライを決めた。

 31分に危険なタックルをした三重ホンダヒートの選手にカードが出ると、直後、15人に戻っていて逆に数的有利となった埼玉ワイルドナイツは、CTBディラン・ライリーがブレイクダウンからボールを持ち出して抜け、追加点となった。

 39分にはハイボールの競り合いでこぼれたボールをCTBヴィンス・アソが拾ってゴールへ駆け抜け、31-0で折り返した。

 埼玉ワイルドナイツは後半早々にも敵陣深くに入り、SO松田力也がディフェンス裏に蹴ってインゴールに転がったボールを、競り合いの末にWTB野口竜司が押さえた。その後も主導権を握り続け、5トライを追加。

 一方、三重ホンダヒートは元王者の堅い守りに苦労していたが、65分(後半25分)、ボールを手にしたLOフランコ・モスタートとおとり役がディフェンダーをひきつけると、FBトム・バンクスが切り込み、キャプテンのFL古田凌がゲインしてチャンスとなり、パスをもらったCTBクリントン・ノックスが左外を走りきり、5点を奪い返した。終盤にも意地を見せ2トライ目を奪ったが、しかし、大差で試合終了となった。

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