東大阪市花園ラグビー場で開催されている「第103回全国高校ラグビー大会」は、トップ4が出そろい、1月5日におこなわれる準決勝の組み合わせが決まった。
抽選の結果、第1試合は、春の全国高校選抜大会を制して冬の大舞台・花園でも頂点を狙う桐蔭学園高校(神奈川)と、5年ぶりの日本一を目指す大阪桐蔭高校(大阪第2)が激突することになった。大阪桐蔭は第98回大会の決勝で桐蔭学園を倒し、初優勝している。ちなみに、昨春の選抜大会で両校は準々決勝で対戦し、38-10で桐蔭学園が制した。
第2試合は九州勢のライバル対決となり、2季連続8回目の優勝を狙うディフェンディングチャンピオンの東福岡高校(福岡)に佐賀県立佐賀工業高校が挑む。佐賀工は6月の全九州大会で東福岡に16-17と肉薄し、夏の7人制大会で初の全国タイトルを獲得して自信をつけ、秋の国体では決勝に進み東福岡のメンバーを主体とした福岡県(優勝)と1点差の熱闘を演じている。