ラグビーリパブリック

リーグワン2部ではS愛知がRH大阪を圧倒し3連勝、浦安Dは2勝目。3部では日野RDが連勝

2023.12.25

シャトルズはレッドハリケーンズから11トライ獲得。写真の鈴木匠も1本決めた (C)JRLO


 リーグワンの2部グループにあたるディビジョン2は、12月24日に第3節の2試合がおこなわれ、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場では開幕から連勝同士だった豊田自動織機シャトルズ愛知とレッドハリケーンズ大阪が激突、ホストチームのシャトルズが71-12と大勝した。
 大東文化大学出身で3季目の今年にデビューを果たし、開幕から3試合連続でシャトルズの15番を任された25歳の鈴木匠が躍動。22分、56分と鋭く切り込みオフロードで仲間のトライをアシストすれば、70分には強さを兼ね備えたボディバランスと巧みなハンドリングでチャンスメーカーとなり、すぐに起き上がって再びボールを手にし、ゴールへ力走。リーグワンでの自身初トライを記録している。

 ディビジョン2のもうひと試合は、福島県のハワイアンズスタジアムいわきでおこなわれ、浦安D-Rocksが日本製鉄釜石シーウェイブスを52-22で下した。D-Rocksはこれで2勝1敗、シーウェイブスは今季まだ勝ちがなく3連敗。
 ワールドカップ2019日本代表でもあるD-Rocksのヴィンピー ・ファンデルヴァルトは、5番をつけて今季初出場となり、前半17分、22分とサポートプレーが活きて連続トライ。ピンチの場面ではひたむきにタックルを繰り返すなど、フルタイムで献身的に働き、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されている。

 同日は、ディビジョン3でも1試合が群馬県の太田市運動公園陸上競技場でおこなわれ、日野レッドドルフィンズがクリタウォーターガッシュ昭島に37-24で勝ち、2勝0敗となった。ウォーターガッシュは2連敗。
 レッドドルフィンズは開始早々にFB高野恭二がインターセプトから約50メートル走りきり先制すると、その後もドライビングモールやPKからの速攻などで得点を重ね、23分には相手投入のスクラムでこぼれたボールをSH橋本法史が足にかけてフットスキルとスピードでトライを決め、リードを広げた。ゲームキャプテンを務めた橋本は、60分にはFWがスクラムで奮闘しアドバンテージを得たあとすぐにボールを持ち出してトライを決め、勝利を引き寄せた。

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