ラグビーリパブリック

埼玉ワイルドナイツが花園近鉄ライナーズに大勝 前半苦戦するも後半トライラッシュ

2023.12.18

突進する埼玉ワイルドナイツのLOリアム・ミッチェル。タックルする10番は野口大輔(撮影:平本芳臣)


 リーグワンのタイトル奪還を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツが、12月17日に東大阪市花園ラグビー場でおこなわれた今季第2節で花園近鉄ライナーズと対戦し、49-0と大勝した。

 序盤に19フェイズ重ねた連続攻撃をFL布巻峻介がフィニッシュし、先制した埼玉ワイルドナイツだが、前半に挙げたトライはこの1本のみ。

 しかし8-0で迎えた後半早々、敵陣22メートルライン付近でSO松田力也から折り返しのパスをもらったFB長田智希が抜け、2本目。その3分後には敵陣深くに入ってのテンポのいい連続攻撃をWTB竹山晃暉が右隅にフィニッシュした。57分(後半17分)にはSH小山大輝がハーフウェイからブレイクし、LOリアム・ミッチェルがサポート、そしてオフロードパスをもらったPRヴァル アサエリ愛がゴールへ走りきった。63分にはモールでゴールに迫り、今季限りでの引退を表明しているHO堀江翔太がインゴールへ突っ込みトライゲッターに。その後も3トライを追加し、大差がついた。

 一方、花園近鉄ライナーズは前半33分に攻め込み、CTBステイリン パトリックがゴールラインを割ったが、タックルを受けてグラウンディング寸前に落球していたことがTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)で確認され、ノートライ。後半はチャンスを作れず、無得点に終わった。

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