リーグワンは2023-24シーズンの事業共創パートナーとして、イオンモール株式会社と契約を締結した。
試合会場(スタジアム)への積極的な送客を共同でおこなうだけでなく、イオンモール施設内のイベントやデジタルサイネージなどを通して、リーグワンの認知拡大を図っていく。
12月1日には秩父宮ラグビー場で締結式を開き、イオンモール株式会社の岩村康次社長やリーグワンの玉塚元一理事長らが出席した。
岩村社長はリーグワンのロゴマークに込められた思いや理念、ミッション、一つひとつに感銘を受けたという。
「イオンモールはお客様の笑顔が広がる暮らしを創造する、地域とともに成長する企業を目指しています。リーグワンの目指すものに深く共感しました。このような機会をいただけたことは、経営理念やビジョンの実践につながる。とても光栄なことです」
「ラグビーの熱狂を生み出すことで、活力ある地域づくりに貢献したい。ラグビーの魅力や楽しさをより多くの皆さまに伝えたい」と話した。
玉塚理事長は、短期間でまとまったという今回の締結を「本当に嬉しく思う」と鼻息を荒くした。
「イオンモールさんは国内に167店舗あり、各地の生活インフラとして根付いている。いろんな形でラグビーの楽しさや意義を伝える場として、こんなに最適な場所はありません」
心強い協力を得て、「今季は(総観客動員数)100万人を目指したい」と語った。
この日は、各クラブを代表して静岡ブルーレヴズの運営スタッフである五郎丸歩さんも式に出席した。今回の締結を「心強く感じている」という。
「イオンモールでイベントすることはラグビーを知らない方やファミリー層にメッセージを伝える上では非常に大事な活動のひとつ」
ブルーレヴズは11月末にイオンモールでイベントを開いたようで、「スタジアムでは見られないお客さんにしっかりメッセージを伝えられ、たくさん子どもたちにラグビーに触れていただけた。こうしたことはラグビー場で開催してなかなか実現できない」と肌感を伝えた。
「イオンモールさんと良い関係を築き、年間通してイベントができれば。例えばアウェーでの試合は、ぜひお力を借りてパブリックビューイングなどを開きたい」とお願いした。