ニュージーランドの各地区代表が競う国内最高峰大会、「NPC」のプレーオフ決勝が10月21日にニュープリマスのヤロースタジアムでおこなわれ、レギュラーシーズン2位だったタラナキが同5位通過で初の決勝進出を果たしたホークスベイを22-19で下し、9年ぶり2度目の優勝を遂げた。
ホストチームのタラナキは試合開始早々、ニュージーランド代表経験者でもあるFBスティーブン・ペロフェタのブレイクスルーからチャンスを広げてCTBメイハナ・グリンレイがフィニッシャーとなり先制。11分にもゴールに迫ってCTBダニエル・ロナがファイブポインターとなった。
その後、ホークスベイに2トライを許し逆転されたものの、ハーフタイム前にペナルティゴールを決めて15-14で折り返した。
タラナキは後半8分、SOジョシュ・ジェイコンブがCTBロナとの連係から好走で抜けてオフロードでFBペロフェタにつなぎ、サポートもついて最後はSHアダム・レノックスがゴールに持ち込みリードを広げた。
そして、その後のホークスベイの反撃を1トライに抑え、接戦を制し、ニュージーランド国内王者となった。