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【日本代表帰国会見】姫野和樹主将「自分の力不足」

2023.10.12

時折笑顔を見せた姫野和樹主将(撮影:高塩隆)

 ワールドカップ2023フランス大会での戦いを終えた、ラグビー日本代表が10月11日に帰国。成田空港では約200人のファンの出迎えを受け、姫野和樹主将は笑顔を見せた。

 同日に成田市内でおこなわれた記者会見に出席した同主将は、「堀江さんやフミさんだったり、昔は帰ってきても誰もいなかったと聞いてました。なので、たくさんのファンの方々が来てくれたことを嬉しく思います。自分たちの努力が着実に結ばれていると感じました」。

 2大会連続のプールステージ突破はならず、「本当に悔しい」と振り返り、「キャプテンとしても懸命にチームを導いてきたが、決勝トーナメントに行けず、自分の力不足を感じた」と話した。

 退任するジェイミー・ジョセフHCについて問われた姫野は、「ジェイミーとの7年半は貴重な時間でした。日本ラグビーにとっても貴重な時間でした。ここまで引き上げてくれたジェイミーに感謝している」と笑顔で語った。

 キャプテンとして初めて迎えたW杯だったが、「自分にとってはすごく良い経験になった」という。
「もちろんワールドカップは本当にプレッシャーがかかるし、そのプレッシャーに負けそうになることもあったけど、自分には本当にたくさんの仲間がいる。たくさんの人に支えられて、チームのキャプテンをやれたことを誇りに思います。自分の国、愛する桜のエンブレムを代表して引っ張れたことは最高に嬉しい経験だった」と語った。

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