今季からディビジョン2に昇格する九州電力キューデンヴォルテクスは10月5日、9月30日付(8月31日発表)でヘッドコーチを退任したゼイン・ヒルトン氏に代わり、今村友基BKコーチがヘッドコーチ代行として、2023-24シーズンのチームを指揮することを発表した。
ヒルトン前HCは退任後、トンガの指導陣に加わり開催中のW杯に帯同。その後はSRレッズに加わることが決まっている。
ヘッドコーチ代行を務める44歳の今村氏は、神戸製鋼から移籍したキヤノンで現役引退後、同チームのBKコーチを10シーズン務め、2017年度には奇しくもHC代行を務めていた。昨季からキューデンヴォルテクスのBKコーチに就任。チームのディビジョン2昇格に貢献した。
今村氏は「これまでチームが大切にしてきた、”BROTHERHOOD”をより強固なものにし、全国のキューデンヴォルテクスファン(Charger)の皆様から愛されるチームを作り、魅力あるラグビーをお見せできるよう、日々成長していきます。九州唯一のリーグワン参戦チームとして九州全体のラグビーを盛り上げるべく、チーム一丸となって努力して参りますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
またチームは、8月30日に三菱重工相模原ダイナボアーズに6シーズン在籍したHOの大塚憂也(28歳/171㌢、96㌔)の獲得を発表している。