ラグビーリパブリック

トゥールーズに届け。<br>「ONE TEAM大行進!」で<br>丸の内から日本代表にエール

2023.09.28

東京駅をバックに大行進!(撮影:BBM)

 日本時間、9月29日未明にサモア戦を控える日本代表に、史上最大のエールを届けよう!
 27日の夕方、丸の内の新東京ビルから「ONE TEAM大行進!」がスタートした。

 日本代表のオフィシャルスポンサーである三菱地所株式会社は、6月から8月にかけて「応援団長」がエールカーに乗って全国を巡り、日本代表を応援する声「エール」を集め、GPSアートという手法を使い、その通った道で日本地図に「ONE TEAM」の7文字を描き出すという「ONE TEAM大作戦」を展開した。そして8月15日、丸の内でおこなわれた日本代表の壮行会で、全国から集めた「エール」を選手たちに届けた。

 この「ONE TEAM大作戦」プロジェクトに共感したファンの人たちが、日本全国のそれぞれの場所で「ONE TEAM」を描き発信しており、今回はその動きをより大きなものにし、サモア戦を控える日本代表に史上最大のエールを届けようと、有志が丸の内を行進し、その軌道を一筆書きで「ONE TEAM」の7文字を描き出した。

日比谷通りを行進中(撮影:BBM)
「ONE TEAM大行進!」に参加した廣瀬俊朗さん、「応援団長」谷島由紀子さん、伊藤剛臣さん、ラガマルくん(撮影:BBM)

「あまり大人数にならないように」と地元警察からの要請もあり、 午後16時、有志約20名が新東京ビル1階に集合した。そこには「ONE TEAM大作戦」の発起人・廣瀬俊朗さん、「ONE TEAM大作戦」アンバサダー・伊藤剛臣さん、そして「ONE TEAM大作戦」応援団長の佐々木晶子さん、谷島由紀子さんの姿もあった。

 新東京ビルをスタートした一行は日比谷通りに出て、帝国劇場の角を曲がり、再び新東京ビルまで戻ってきて「O」が完成。丸の内仲通りをまたぎながら上に行ったり下に行ったりしながら行進は進む。横断歩道を渡るときには手を挙げて「ONE TEAM!」の掛け声をかけ、途中17時過ぎに丸ビルに隣接してワールドカップ期間中に建立されている「丸の内ラグビー神社」に到着。ここはちょうど「E」の真ん中の横棒のあたり。ラグビーのマスコット「ラガマルくん」も合流した。

丸の内仲通りを横断(撮影:BBM)
「丸の内ラグビー神社」の前で記念撮影(撮影:BBM)

 その後、和田倉門の交差点から東京駅に向かって進み(Tの縦棒部分)、三菱UFJ信託銀行、「大手町」交差点を経由、最後の「M」は読売新聞の当たりから始まり、最終目的地の鎌倉橋付近には18時前、みなさん笑顔でゴール! 約5㌔の道のりを2時間かけて大行進した。

 最後に「丸の内ラグビー神社」に戻り、ラガマルくんと廣瀬俊朗さんを先頭に、参加者全員で日本代表の必勝祈願をしてプロジェクトは終了。
 廣瀬さんは、「自分たちが歩きながら(GPSアートの手法で)字が描けたり、歩きながらみんなとラグビーの話ができたりして、とても楽しかったです。僕たちができるのは応援だけなので、仲間たちとこういうアクションができたのはよかったと思います」と清々しい表情で話してくれた。また、ご自身もラグビーマンで、大行進に参加した三菱地所 ラグビーマーケティング室長・高田晋作さんは「街の人の反応も、“あ、ラグビーね”と温かく、“次(日本代表の)試合はいつでしたっけ?”と言う人もいて、ラグビーが徐々に広がっていくこういう活動は良いですね。いい光景でした」と目を細めた。

 29日早朝、日本代表にとって大事な一戦を迎える。「ONE TEAM大行進!」のエールがサクラを後押しする。

約5㌔を2時間で大行進! 無事「ONE TEAM」の文字を描いた(撮影:BBM)
最後は丸の内ラグビー神社で日本代表のサモア戦必勝を祈願!(撮影:BBM)
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