日本ラグビー協会は9月18日、ラグビーワールドカップ2023(RWC2023)フランス大会に参戦している日本代表に、山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)を追加招集すると発表した。前日のイングランド代表戦で前半早々に負傷し交替していたセミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)が離脱となる。
フィジー出身のマシレワは、今夏の強化試合5試合中4試合にウィングで先発し、計4トライ挙げるなど、RWC2023スコッド入りをアピール。初のワールドカップ出場を果たし、第1戦(対チリ)、第2戦(対イングランド)ともフルバックで先発していた。
追加招集された35歳の山中は、おもにフルバックでプレーし、スタンドオフやセンターもカバーできるユーティリティプレーヤーで、前回のワールドカップでも活躍して日本代表初のトップ8入りに貢献。今年も日本代表に選出され、夏のパシフィックネーションズシリーズにも出場して獲得キャップ数は「29」となった経験豊富な選手だ。
RWC2023のオリジナルスコッドには入らなかったものの、世界各国から選手を招いてチームを編成する英国の伝統あるクラブ「バーバリアンズ」に招待されて参加し、今月は16日のスカーレッツ戦を含め3試合に出場していた。
山中は18日に日本代表チームに合流する。