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【RWC2023】初戦、対チリの日本代表メンバー発表。下川甲嗣が7番で先発

2023.09.08

勢いのあるFL下川甲嗣。W杯デビュー戦で暴れたい。(撮影/松本かおり)



 9月10日におこなわれるチリ戦(トゥールーズ)のメンバーが発表された(9月8日)。
 2023年ワールドカップにおける、日本の初戦。ここで快勝し、次戦のイングランド戦(9月17日/ニース)に勢いをつけて臨みたい。

 主将の姫野和樹はNO8で先発する。副将の流大も9番のジャージーを着る。
 フロントローは2019年大会を経験している稲垣啓太、坂手淳史、具智元が先発する。LOのジャック・コーネルセン、アマト・ファカタヴァは、ともに初の大舞台で初戦先発の座を掴んだ。

 7番には、8月28日にW杯スコッドに昇格した下川甲嗣が入った。攻守に幅広く動ける能力が高く評価されている。
 FWのベンチスタートにはLOワーナー・ディアンズ、FL/NO8の福井翔大も控える。ヤングパワーでチームを前に出したい。

 BKでは、SH流に加え、経験値の高いSO松田力也、CTB中村亮土が周囲をコントロールしそうだ。
 今季好調のCTB長田智希は途中出場でW杯デビューを果たしそう。

 SH齋藤直人も後半に登場してテンポアップ。チリをヘトヘトにするだろう。今季ウォームアップゲームでは出場機会がなかったレメキ ロマノ ラヴァの爆発力も楽しみだ。

 バックスリーは、今季出場を重ねてきたジョネ・ナイカブラ、松島幸太朗、セミシ・マシレワのトリオが先発。マシレワがFBの位置に入った。

 23人中、この試合がW杯デビュー戦となるのは11選手。チームも、フレッシュな選手たちも、いいスタートを切って大会の成功につなげたい。
 ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、「今週のフォーカスは、自分たちがどうプレーするか。いいスタートを切らなくてはいけない」と話した。

<日本代表 vsチリ 試合登録メンバー>
※ 画像をクリックするとPDFで大きく表示できます。

<日本代表 vsチリ 試合登録メンバー>
1.稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ/49caps)
2.坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ/37caps)
3.具 智元(コベルコ神戸スティーラーズ/25caps)
4.ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ/16caps)
5.アマト・ファカタヴァ(リコーブラックラムズ東京/3caps)
6.リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京/80caps)
7.下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス/2caps)
8.姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ/29caps)※主将
9.流 大(東京サントリーサンゴリアス/34caps)
10.松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ/33caps)
11.ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京/4caps)
12.中村亮土(東京サントリーサンゴリアス/35caps)
13.ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/14caps)
14.松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス/51caps)
15.セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ/5caps)

16.堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ/72caps)
17.クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/13caps)
18.ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ/26caps)
19.ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京/7caps)
20.福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ/2caps)
21.齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス/15caps)
22.長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ/4caps)
23.レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛/16caps)



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