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ウェールズ代表前指揮官のピヴァック氏、NECグリーンロケッツ東葛のヘッドコーチに就任。

2023.08.25

ウェールズ代表で指揮を執っていたころのウェイン・ピヴァック氏(Photo: Getty Images)


 ジャパンラグビー リーグワンでディビジョン2へ降格となったNECグリーンロケッツ東葛の新ヘッドコーチに、前ウェールズ代表ヘッドコーチのウェイン・ピヴァック氏が就任することが8月25日に発表された。

 グリーンロケッツは日本選手権優勝3回、マイクロソフトカップ優勝1回の実績があるチームだが、2021年度から指揮を執ったロバート・テイラー前ヘッドコーチのもとでは、リーグワン元年はディビジョン1で最下位(12位)、2022-23シーズンも11位と低迷し、入替戦に敗れ降格となった。
 12月上旬に開幕予定の新シーズンでは、ピヴァック体制となって国内最高峰グループへの復帰を目指す。

 ピヴァック氏にとっても、ウェールズ代表で指揮を執った3年間の成績不振が原因で、ワールドカップ前年の2022年12月に解任された苦い経験をしており、決意を新たにしての再出発となる。

 グリーンロケッツのヘッドコーチとなったピヴァック氏は、「NECグリーンロケッツ東葛で素晴らしい選手、スタッフと共に働けることを非常に光栄に思っております。2023-24シーズンでは今までのシーズンと比べ、より良く、より強くなる必要があるため、NECロケッツのスローガン『always above! 常に上昇せよ!』は、今後のチームの形のすべてを体現していると感じます。ディビジョン1への復帰を目指し、私たちは全力を尽くします。またその道のりの中で、クルーの皆様から引き続きたくさんのご声援をいただけるよう、わくわくするようなラグビーをお見せします」とコメントした。

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