ラグビーリパブリック

3期目の「REP」始まる! 今季は男女合わせて20名が受講

2023.08.23

大塚貴之さんに教えてもらった国際手話「I LOVE YOU」でポーズする参加者



 今年で3期目を迎えた日本協会が主催する「ラグビー・エンパワメント・プロジェクト」次世代リーダー育成事業(以下、REP)の第1回研修が8月7日から3日間、熊谷市で開催された。
 REPは高校生を対象にラグビー界でキャリアを積んでいる先輩に講義を受け、自身の進路選択に繋げ、よりよい未来の実現に向けてもらう取り組み。

 これまでは女子高校生のみを対象としていたが、今回から性別を問わず誰でも応募できるようになり、最終的に男子6、女子14の計20人が受講生に。7月22日にオリエンテーションを実施し、それぞれ自己紹介。初回となる合宿には14名(うちオンライン参加2名)が参加した。

 参加者は熊谷市内のホテルに集合、初日にラグビー概論やラグビー憲章を受講。2日目には場所を熊谷ラグビー場に移してインタビュー研修。午後は熊谷市や埼玉県協会の取り組みについて学んだあと、熊谷ラグビー場、埼玉ワイルドナイツのクラブハウスを見学した。
 普段は入ることができないロッカールームやシャワールームにも足を踏みいれた。

 初日こそ質疑応答に手があがる人数は少なかったが、次第に硬さもとれ能動的に。最終日の大塚貴之さん(日本聴覚障がい者ラグビー連盟理事)の講義後には積極的に手が挙がり、多様性についての理解を深めた。

 今後は12月まで月1回、オンラインの講義を続けていくが、英語力の習得にも力を入れており、ワールドラグビー関係者へのインタビューも予定されている。


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