8月5日のフィジー代表戦で危険なタックル(ヘッドコンタククト)をしてレッドカードを提示された日本代表のFLピーター“ラピース”・ラブスカフニに対して、3試合の出場停止処分が科されたことが明らかになった。
日本ラグビー協会によると、ブレンダ・ヘザーラトゥ委員長(サモア)以下、レオン・ロイド氏(イングランド)とフランク・ハッデン氏(スコットランド)が同席した独立規律委員会で処分が決定。
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ラブスカフニはワールドカップスコッドに選ばれた場合、大会直前の8月26日にイタリアで予定されている同国代表とのテストマッチには出場できず、ワールドカップ・プールDの最初の2試合(vs チリ代表戦、イングランド代表戦)にも出られないことになった。
しかし、ワールドラグビー(国際統括団体)によるコーチングの介入プログラムへの参加を申請し、不正なプレーの原因、または一因となった、誤ったタックルやコンタクトの技術的な誤りに特化したコーチングを受けることで、3戦目への処分適用は変更になる可能性があり、処分が減免されれば、9月17日のイングランド代表戦ではプレーできることになる。
ラブスカフニ同様、7月22日のサモア代表戦で危険なタックルをしてレッドカードを受け、後日、3試合の出場停止処分を科された日本代表のNO8/FLリーチ マイケルについては、ワールドラグビーによるコーチングの介入プログラムへの参加を申請した結果、出場停止処分の措置は2週間(2試合)に軽減され、8月26日のイタリア代表戦から出場可能となった。