ラグビー情報番組「藤島大の楕円球にみる夢」が8月7日(月)午後6時からラジオNIKKEI第1で放送される。ゲストは、元日本代表の久富雄一さんだ。
今年5月に都内で開催された「NTTリーグワン」の年間表彰式では、最年長出場記録(44歳5か月10日)をマークして功労賞が贈られた。
今月11日で45歳になる。1978年8月生まれ、佐賀県出身。佐賀工業高校でラグビーを始めて、関東学院大学時代に日本一を経験。卒業後はNECに入団し、日本選手権優勝に貢献した。
2011年にNTTドコモへ移籍、2017年から今春まで日野レッドドルフィンズに所属していた。日本代表21キャップ。プロップ。183センチ、115キロ。
東日本社会人リーグ、トップーリーグ、リーグワンの三時代にわたり国内トップレベルで出場した経験を持つベテランである。
「自分にとってスクラムは休憩みたい」、「基礎をしっかりする」。長くラグビーをプレーして得た実感をスポーツライターの藤島大さんに語る。
幼いころから野山を駆けまわり、筋肉、体幹、体格に恵まれてきた。「年齢を感じることはあるか?」という問いに、疲労をリカバリーする独自の工夫を話す。
自身が桜のジャージを着ていたときは、現日本代表の長谷川慎コーチと同じポジションを争った。「慎さんは負けず嫌いだった」。
代表活動中の「慎さんのこそっと練習」エピソードも教えてくれた。
ラグビーは激しいプレーをするから、休暇は趣味に没頭して過ごすという。自らを凝り性というプライベートの過ごし方も明かす。
最近は、自身の経験を後輩の指導に活かすことにも注力している。
番組では「長く活躍する秘訣」と「今後の進路」についても話を聞いた。
▽ラジオ番組について:
ラジオNIKKEI第1で8月7日夜6時から全国へ放送。ラジコ(radiko)のサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。音楽が聴けるのは、オンエアのみの企画。
放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで番組が聴取できる。U-NEXTでも配信する。8月14日の同時刻には再放送がある。