第19回全国高校合同大会と第13回全国高校女子合同大会が、7月28日から30日に開催された。
通称、「KOBELCO CUP 2023」だ。
全国9ブロックで選抜された男子U17の部門では、カップ決勝リーグで互いに九州を破っていた関東と近畿が優勝を争い、15-14の1点差で近畿が制した。2018年以来の優勝となった。
部員不足の学校の生徒を集めてチームを編成する男子U18の部門では、カップ決勝リーグで関東が九州と東海を連破。2017年以来の優勝を飾った。
女子は5ブロックが決勝リーグ、4ブロックが育成リーグに分かれて実施され、決勝リーグは最終日までに九州と中国の強豪2チームを破っていた関東が優勢も、最終日に東海に0-6とまさかの敗北。最終戦で九州が中国を31-5と大差をつけて破り、得失点差で関東を上回った。昨年に続いて、日本一を飾った。
また各部門の大会優秀選手は下記の通り。
●U17
北海道 FL 丸山隼太(札幌山の手)
東北 FL 三浦颯太(秋田工)
関東 FL 申驥世(桐蔭学園)
北信越 CTB 上野魁心(日本航空石川)
東海 SO 説田万次郎(西陵)
近畿 CTB 吉田琉生(東海大仰星)
中国 NO8 祝原久温(石見智翠館)
四国 FB 小野晏瑚(城東)
九州 FL 尾形仁 (大分東明)
●U18
北海道 SO 岩木憲吾(小樽潮陵)
東北 NO8 植田淳之介(安積)
関東 PR 鈴木心恩(公文国際)
北信越 NO8 鈴木唯仁(飯田)
東海 CTB 岡崎海夕(焼津水産)
近畿 LO 酒井健新(王子工)
中国 PR 笠井鉄平(創志学園)
四国 CTB 森本福壽郎(脇町)
九州 SO 髙森将太(玖珠美山)
●女子
北海道 FL 大坂咲来(札幌山の手)
東北 NO8 松田涼那(八戸学院光星)
関東 LO 杉浦夏麗(桐蔭学園)
北信越 NO8 齋藤千央(新発田南)
東海 CTB 野澤友那(四日市メリノール学院)
近畿 CTB 吉田翠希(京都成章)
中国 SO 野口明彩陽(石見智翠館)
四国 NO8 山本蒼空(鳴門渦潮)
九州 CTB 髙井瑠奈(筑紫)
◆第19回全国高校合同大会 第13回全国高校女子合同大会 大会結果
https://www.rugby-japan.jp/news/52046
*試合の詳細、チームリポートは8月25日発売のラグビーマガジン10月号にて紹介予定