リーグワンでディビジョン1に昇格した三重ホンダヒートが7月28日、2023-24シーズンに新加入することが決まった6選手を発表し、東京サントリーサンゴリアスを退団した快足ウィングのテビタ・リーを獲得したことが明らかになった。
元U20ニュージーランド代表で、スーパーラグビーのハイランダーズなどでも活躍したリーは、2019年に来日し、サンゴリアスでの4シーズンで36試合に出場して30トライを記録。2021年のトップリーグ(リーグワンの前身)では最多トライゲッターとなり、ベストフィフティーンにも選出された。
移籍先が注目され、三重を新天地とすることになったリーは、「三重ホンダヒートに仲間入りできることに、私の家族含め大変興奮しています。スタッフ、選手、そしてファンの皆さんにもお会いできることを楽しみにしています。リーグワンのシーズンに向けて準備をしっかり整え、頑張っていきたいと思います!」と決意を述べた。
ヒートのバックスにはもうひとり、ハイランダーズで10番や15番を背負ったニュージーランド人のミッチェル・ハントも新加入する。かつてはクルセイダーズにも所属し、スーパーラグビーでは通算100試合近く出場してきた経験豊富なハントは、「三重ホンダヒートの一員になれることを光栄に感じ、エキサイティングな気持ちです。日本という国、その文化を体験できることを楽しみにしているとともに、自分自身のベストなパフォーマンスを発揮して、リーグワンにて良い結果を残せるように頑張ります」とコメントした。
フォワードは新たに4人加わり、2列と3列でプレーできるトコキオ ソシセニ(前・コベルコ神戸スティーラーズ)とワイマナ・カパ(前・花園近鉄ライナーズ)、ロックのコナー・ウィホンギ(前・秋田ノーザンブレッツ)、そして、プロップの田嶋グン(前・豊田自動織機シャトルズ愛知)がヒートの一員となった。
元セブンス日本代表でもあるトコキオは、「三重ホンダヒートに入団できるチャンスをいただけたことに感謝しており、クラブに合流できるのを楽しみにしています。そしてチームのために自分のベストを尽くしたいと思います」と燃えている。