東芝ブレイブルーパス東京を退団した元ニュージーランド代表SOのトム・テイラーが、リーグワンのディビジョン2に昇格した九州電力キューデンヴォルテクスに2023年度新加入することが7月25日に発表された。
経験豊富な34歳のプレーメーカーは、ディビジョン1のブレイブルーパスで3季プレーし、日本のラグビーにもフィットしている。このたび、キューデンヴォルテクスの一員となり、「私がこのクラブにいる間に、より多くの成功に貢献できるように努力していきます。東京で3年を過ごしてきましたが、これから美しい九州地方に住み、地元の人々やサポーターの方々に会えることを私の家族は楽しみにしています」とコメントした。
キューデンヴォルテクスはそのほか、同じ福岡県にあった宗像サニックスブルース(活動休止)に所属していたこともあるPR尾池亨允とHO王鏡聞も獲得。
昨シーズンは豊田自動織機シャトルズ愛知でプレーしていた尾池は宮崎県出身で、「地元九州でプレーできることを本当に嬉しく思います。九州を盛り上げるために、日々全力でラグビーに取り組んでいきたいと思います。そしてチームの目標達成のために精進してまいります」と誓った。
前・コベルコ神戸スティーラーズの王は、「ヴォルテクスのラグビーがさらに一段階進むように、最善を尽くしてプレーします。 怠惰にならず、いつも初心を忘れずに走ります」と決意を述べた。
さらに、プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)で89試合出場の経験があるイングランド出身のLOショーン・ロビンソンがニューカッスル・ファルコンズから移籍。ブルーズなどでプレーしたニュージーランド出身のLO/FLアーロン・キャロルと、ワラターズアカデミーで育成された20歳のオーストラリア人SO/CTBチャーリー・ワージントンもキューデンヴォルテクス入団が決まった。