ラグビーリパブリック

リーグワン優勝チームから選手も参加! クボタワークスとスピアーズが『タグラグビー授業』を実施

2023.07.10

押川選手との真剣勝負! スタッフと参加の生徒、ともにラグビーを楽しんだ(撮影:クボタワークス株式会社)

「参加してくれた生徒の皆さんの元気と笑顔が素晴らしく、心からラグビーを楽しんでラグビーを楽しんでくれてくれている姿を見ることができました」

 イベントにコーチとして参加したクボタラグビー部OB熊田さんは、ラグビーの素晴らしさをあらためて教わったような心持ちだ。

 クボタワークス(株)が、5月29日、大阪府立なにわ高等支援学校で「タグラグビー授業」を実施した。クボタワークスはSDGsの理念をもとに、障がいを持つ生徒の健全育成・自立支援に寄与する目的で、社内各部署と連携、支援学校でのタグラグビー授業 を積極的に進めてきた。

 4回目の開催となる今回は、楽しく楕円球に触れるウォーミングアップやゲーム、スピアーズ選手と対戦する試合をおこなった。 雨雲を吹き飛ばすほど、生徒たちのまぶしく晴れやかな笑顔と歓声があふれる授業となった。

 授業の講師は、 これまで クボタスピアーズ (以下スピアーズのOB)で構成されていたが、今回はリーグワンを初めて制した現役のスピアーズ選手たちが満を持しての初参加!

 ラグビー部OBで、クボタワークス㈱の岩上篤史さん、㈱クボタ教育センターの熊田碩彩さん、㈱クボタの田中健太さんの3人に加え、現役の紙森陽太(四條畷RS・四条畷中-大阪桐蔭高-近大)、玉置将也(熊野高-日体大)、 押川敦治(豊中RS-京都成章高-帝京大)の各選手、スタッフの栗原喬さんが加わり、 豪華な指導陣で授業がスタートした 。

 授業内容は基本的な動きから徐々に実戦に近づけていくメニューを実施。最後に行われた試合は生徒同士、生徒 vs先生 、生徒 vsスピアーズメンバーの順におこなわれ、手に汗握る熱戦が繰り広げられた。授業を終えた生徒からは「今までの体育の授業で一番楽しかった」といった うれしいコメントをたくさんもらうことができた。

 押川敦治選手は「地元大阪でのタグラグビー授業は初めてで、楽しみにしていました。みなさん楽しそうで、飲み込みも早く、上達スピードに驚きました。今後もたくさんの笑顔を作っていきたい」と語った。

 スピアーズは、チームビジョンである『Pride Billboard』(誇りの広告塔になること)のさらなる実現を目指し、SDGs活動を推進していく。

授業の指導にあたったスタッフ、選手の皆さん(撮影:クボタワークス株式会社)
Exit mobile version