130年以上の歴史があり、世界で最も古いラグビー大会のひとつと言われる南アフリカの国内大会「カリーカップ」は、現地時間6月24日にブルームフォンテインのトヨタスタジアムでプレミアディビジョンのプレーオフ決勝がおこなわれ、レギュラーシーズン1位だったチーターズがディフェンディングチャンピオンのピューマズに25-17で競り勝ち、4年ぶり7回目の優勝を遂げた。
前半に2トライを挙げるなど18-11で折り返したチーターズは、後半、相手にペナルティゴールを2本許し1点差に詰められたが、52分(後半12分)に敵陣深くに入ると、ラインアウトからのモールは押せなかったものの、こぼれ球をつないでショートサイドを攻め、SHリューヴァン・クリヤーがトライ。10番をつけた南アフリカ代表88キャップ保持者のルアン・ピナールがコンバージョン成功で加点し、リードを守りきって歓喜となった。