そのとき、お互いどんな気持ちで対峙するだろう。
リベンジの気持ちでイングランドが立ち向かってくるような状況だったらいいな。
来年2024年6月22日(土)、日本国内で日本代表とイングランド代表が戦う。
両国は、今週のワールドカップで同組。9月17日にニースで戦うことになっている。
1971年の秩父宮ラグビー場、日本が来日したイングランドに3-6と迫った名勝負などもあるけれど、両国がテストマッチと認める試合が日本国内で開催されるのは初めてだ。
2020年7月にイングランド代表が来日、2つのテストマッチの実施が決まっていたが、コロナ禍の影響を受けて中止となった。
そんな経緯があるだけに、待望の一戦と言っていい。
両国がテストマッチと認める対戦は、過去に3回ある。
1987年のW杯時、プールステージで対戦した時には60-7とイングランドが大勝した。
2018年と2022年の秋には、トゥイッケナムで対戦している。それぞれ、35-15、52-13とイングランドが勝った。
対戦決定にともない、日本ラグビー協会の土田雅人会長は、「ラグビー発祥の地イングランドから、世界最高峰のイングランド代表チームを日本へお迎えし、敬愛するイングランドラグビーと歴史的なテストマッチに臨めますことを、光栄に存じます。ラグビーワールドカップ2019日本大会で準優勝したイングランド代表の素晴らしいパフォーマンスと、イングランドラグビーファンの熱い応援は、ワールドカップ日本大会のハイライトのひとつとして、私たちの記憶に鮮やかに残っています」とコメントを出した。
イングランド協会のビル・スウィーニーCEOも、「ブレイブブロッサムズとイングランドの(両国が認める)テストマッチが、初めて日本で開催されますことは、画期的であり大変嬉しく思います。イングランド代表チームは、近年ではトゥイッケナム・スタジアムにて日本代表チームと2度対戦しており、イングランドラグビーは日本ラグビー協会との結びつきを、今後も強めていきたいと考えております」と応えた。
来年の試合は、「リポビタンDチャレンジカップ2024」(特別協賛=大正製薬株式会社)として開催される。会場、キックオフ時間、チケット情報、テレビ放送予定等はまだ決まっていない。