東京サントリーサンゴリアスを退団したオーストラリア代表のサム・ケレビが、リーグワンでディビジョン1昇格を目指す浦安D-Rocksに加入することが6月13日に発表された。
昨夏のセブンズ大会で重傷を負った膝のリハビリに長期間を要し、サンゴリアス4季目だった2022-23シーズンはプレーオフ2試合のみの出場に終わったものの、復活し、今年のワールドカップでも活躍が期待される世界最高峰のCTB。移籍先が注目されていたが、来季も日本で勇姿が見られることになった。
浦安D-Rocksに加入することが決まったケレビは、「まず、D-Rocksのマネージメントスタッフに日本でラグビーを続ける機会をいただいたことに感謝しています。この新しい道をとっても楽しみにしています。D-Rocksに入って、みんなとラグビーできること、そしてファンの皆様と会えることを楽しみにしています。自分の経験をチームの成長に活かせるように頑張りたいと思います。全力でチームのウィニングカルチャーを作るように頑張ります。チームのため、ベストなパフォーマンスを見せて行きます」と熱い気持ちを伝えた。
そして、同じくサンゴリアスを退団したSO田村煕もD-Rocks入りが決定。新たなプレー機会を与えてもらい感謝する29歳の田村は、「浦安D-Rocksという新たなクラブの歩みに携われることがとても楽しみです。そしてラグビーを通じて、NTTグループをはじめとする全てのサポーターの皆様にとっての活力となれるよう、チームにコミットしていきたいと思います」と意気込みを述べた。
さらに、元ジュニア・ジャパンのPR石田楽人もD-Rocksの一員となる。NECグリーンロケッツ東葛からの移籍となる25歳の石田は、「いつも支えてくださっている方々に感謝し、一日一日を大切に過ごしながら、日々成長していきます。一試合でも多く出場して自分の強みを出してチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。
また、スタッフとして栗原徹・前 慶應義塾大学監督もD-Rocksに新加入する。