リーグワン2022-23をディビジョン2の5位で終え、入替戦に敗れ降格が決まった清水建設江東ブルーシャークスが、退団する選手・スタッフを発表した。
7季在籍したFL安永賢人(29歳)、6季在籍したLO渡邉洋人(28歳)とPR陳野原涼(28歳)、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスを経て2018年から在籍していたPR佐藤勇人(30歳)、そして3季在籍したLO後藤海夏人(25歳)は退団して社業に専念する。
引退を決めた安永は、「入部当初は半面しかない凸凹のグラウンドから始まり、最後は荏田グラウンドでの整った環境でラグビーをさせていただきました。在籍した7年間で三度の昇格と一度の降格を経験しました。チームカルチャーの『仕事とラグビーの両立』をおこなうなかで、これまで携わった職場の皆様には常に練習日や試合結果など気にかけてくださり本当に感謝しかありません。今後はラグビーからは離れ社業に専念しますが、シャークスで培ったタフさを生かし、何事にも精進していきたいと思います。最後にファンの皆様、関係者の皆様、これまで本当にありがとうございました。今後とも清水建設江東ブルーシャークスの応援をよろしくお願いします」とコメントした。
そして、富士ゼロックスファイヤーバード(現・富士フイルムビジネスイノベーショングリーンエルクス)を経て2020年に加わっていたSH茂野圭輝(30歳)もブルーシャークスを去る。同じく3季在籍したSO藤高将(25歳)は移籍となる。
さらに、南アフリカ出身のSOガース・エイプリル(31歳)とFB/WTBサージャル・ピーターセン(28歳)、オーストラリア出身のLOナッシュ・タイ(27歳)とLOトーマス・ノーラン(25歳)も退団が決まった。
スタッフでは、麻田一平ヘッドコーチらが退任となった。