4月末に10選手の退団を明らかにしていたトヨタヴェルブリッツが、5月22日、追加でチームを離れることが決まった2選手を発表した。
ひとりは、帝京大学で全国大学選手権9連覇を達成し、2018年からヴェルブリッツに在籍していたバックローワーの吉田杏(27歳)。今季リーグワンでは13試合に出場(6試合先発)したが、移籍を選んだ。吉田のコメントは以下のとおり。
「今シーズンをもってチームを退団することになりました。これまでたくさんの応援ありがとうございました。チームが良い時、悪い時どんな状況におかれていても変わらずサポートしてくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。チームを離れる決断は簡単ではなかったです。たくさん考えて、悩みました。本当に好きなチームだと実感しました。こんなに個性溢れるチームはあまりないと思います。一人ひとりチームやラグビーに対する愛情があってエナジー、パッションがある。本当に大好きなチームです。ヴェルブリッツの一員としてたくさんの経験をさせていただき、成長させてくれました。ヴェルブリッツ、そしてファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。これからもラグビー選手として磨き続け、人としても成長できるように努力し続けていきます。今後とも応援よろしくお願いいたします」
そして、3季在籍したニュージーランド出身のCTBロブ・トンプソン(31歳)も退団する。マオリ・オールブラックスでのプレー経験もあるトンプソンは、「トヨタヴェルブリッツのファンの皆さんには感謝しかありません。勝っても負けても引き分けでも、常に私たちを応援し、支えてくれて本当にありがとうございました。こんなにもポジティブで心温まるファンの方々と出会えたことを光栄に思います。私はここ3シーズン、トヨタヴェルブリッツのユニフォームを着ることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。