2022-2023シーズン、九州電力キューデンヴォルテクスの共同キャプテンのひとりだったニュージーランド出身のトム・ロウ(32歳)が、同クラブを退団することが5月19日に発表された。
身長2メートルを超える大型ロックで、スーパーラグビーのサンウルブズ(日本チーム)でもプレー経験があるロウは、2019年から4季、キューデンヴォルテクスに在籍し、リーグワン2022-23のディビジョン3では12試合中9試合で先発出場。入替戦も5番をつけて奮闘し、最終戦では先制トライでチームに勢いをつけるなどディビジョン2昇格に貢献した。
ロウはチームを通じ、「キューデンヴォルテクスの皆さん、この4年間ありがとうございました。私と私の家族はここでの仕事を楽しみました。皆さんのフレンドリーな顔を見られなくなることが寂しいです」とコメントした。
そのほか、2季在籍したWTBヴィリアミ・レア(22歳)と1季在籍したHOキアラン・ロー(23歳)、そしてスタッフでは9季在籍した陣内寿知チーフトレーナーもキューデンヴォルテクス退団が決まった。