ラグビーリパブリック

九州電力キューデンヴォルテクス 共同主将務め昇格にも貢献したトム・ロウらが退団

2023.05.20

元バスケットボール選手でラグビーのプロキャリアは日本で過ごした時間が長いトム・ロウ(撮影:Hiroaki.UENO)


 2022-2023シーズン、九州電力キューデンヴォルテクスの共同キャプテンのひとりだったニュージーランド出身のトム・ロウ(32歳)が、同クラブを退団することが5月19日に発表された。
 身長2メートルを超える大型ロックで、スーパーラグビーのサンウルブズ(日本チーム)でもプレー経験があるロウは、2019年から4季、キューデンヴォルテクスに在籍し、リーグワン2022-23のディビジョン3では12試合中9試合で先発出場。入替戦も5番をつけて奮闘し、最終戦では先制トライでチームに勢いをつけるなどディビジョン2昇格に貢献した。

 ロウはチームを通じ、「キューデンヴォルテクスの皆さん、この4年間ありがとうございました。私と私の家族はここでの仕事を楽しみました。皆さんのフレンドリーな顔を見られなくなることが寂しいです」とコメントした。

 そのほか、2季在籍したWTBヴィリアミ・レア(22歳)と1季在籍したHOキアラン・ロー(23歳)、そしてスタッフでは9季在籍した陣内寿知チーフトレーナーもキューデンヴォルテクス退団が決まった。

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