ラグビーワールドカップ(第9回女子大会)が終わってから約半年経ち、女子日本代表が新たな戦いに挑む。5月23、28日にカザフスタンのアルマティで「女子 アジアラグビーチャンピオンシップ 2023」が開催されることとなり、遠征メンバーが発表された。
昨年のワールドカップでキャプテンを務めた南早紀が引退し、ワールドカップ2大会出場を含め19キャップを持つ24歳の長田いろは(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)が新キャプテンとして“サクラフィフティーン”をけん引する。
今大会には日本(女子世界ランキング11位)、香港(同16位)、カザフスタン(同19位)の代表3チームが参加し、優勝チームには、今秋開催予定の新たな女子15人制ラグビー国際大会、「WXV」のディビジョン2(WXV 2/10月14~28日・南アフリカ開催)への出場権が与えられる。準優勝チームはWXV 3(ディビジョン3)に参加する。
なお、「女子 アジアラグビーチャンピオンシップ 2023」に参加予定だった中国代表が出場を辞退したため、準決勝で対戦予定だった日本は不戦勝となり、カザフスタン×香港の勝者と5月28日の決勝で対戦する。
<女子日本代表 カザフスタン遠征メンバー>
阿部 恵(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/14 caps)
安藤 菜緒(BRAVE LOUVE/‐)
今釘 小町(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/13 caps)
牛嶋 菜々子(日本体育大学ラグビー部女子/‐)
大塚 朱紗(RKUグレース/13 caps)
加藤 幸子(横河武蔵野アルテミ・スターズ/14 caps)
川村 雅未(RKUグレース/4 caps)
北野 和子(MIE PEARLS/7 caps)
公家 明日香(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/1 cap)
小鍜治 歩(東京山九フェニックス/6 caps)
小牧 日菜多(日本体育大学ラグビー部女子/6 caps)
櫻井 綾乃(横河武蔵野アルテミ・スターズ/17 caps)
谷口 琴美(―/6 caps)
津久井 萌(横河武蔵野アルテミ・スターズ/22 caps)
永井 彩乃(YOKOHAMA TKM/13 caps)
長田 いろは(主将/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/19 caps)
中村 沙弥(四国大学女子ラグビー部/‐)
西村 蒼空(MIE PEARLS/‐)
西村 澪(日本体育大学ラグビー部女子/1 cap)
パラキ ゆき(ながとブルーエンジェルス/‐)
古田 真菜(東京山九フェニックス/18 caps)
峰 愛美(日本体育大学ラグビー部女子/‐)
安尾 琴乃(BRAVE LOUVE/2 caps)
安永 佳奈(日本経済大学女子ラグビー部/‐)
吉村 乙華(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/8 caps)
ラベマイ まこと(横河武蔵野アルテミ・スターズ/20 caps)
◇ヘッドコーチ:レスリー・マッケンジー