静岡ブルーレヴズに来季、元ニュージーランド代表のチャールズ・ピウタウが加わる。5月15日、2023-2024シーズンの新規加入で基本合意したと発表した。
フルバック、ウィング、センターをカバーできるユーティリティバックのピウタウは、かつてスーパーラグビーのブルーズなどで活躍し、2013年から2015年にかけてニュージーランド代表“オールブラックス”で17キャップを獲得。2015年からはヨーロッパを拠点とし、ワスプス、アルスターを経て2018年からはブリストル・ベアーズに在籍し、今季も15番(フルバック)で14試合に出場していた。
また、国際統括団体のワールドラグビーが国の代表チームでプレーする選手の資格について規定を改正し、代表変更が可能となったため、昨年、両親の出身国であるトンガの代表としてデビューを果たしている。今年のワールドカップでも活躍が期待されるひとりだ。
そして、かつてヤマハ発動機ジュビロ(静岡ブルーレヴズの前身)でプレーし、現在は清水建設江東ブルーシャークスに所属するシアレ・ピウタウ(元トンガ代表主将)の弟でもある。
静岡ブルーレヴズはチャールズ・ピウタウについて、「ゲインラインを突破する力強いボールキャリアと類稀なるオフロードでトライを演出する世界でも有数の選手。複数ポジションをこなせ、リーダーシップもありさまざまなチームでのプレー経験がある選手」とし、期待している。