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ジュニアジャパンはパシフィックチャレンジ1勝2敗。U20世界大会へ向け「大きな収穫」

2023.05.14

マヌマ・サモアと競ったジュニア・ジャパン(写真提供:日本ラグビーフットボール協会)


 6月下旬からのワールドラグビー U20チャンピオンシップを見据えるU20(20歳以下)日本代表候補の選手たちは、ジュニア・ジャパンとして参戦した「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ 2023 サモア大会」を1勝2敗で終えた。5月13日にアピアパークでおこなわれた最終戦は、マヌマ・サモアに33-44で敗れた。

 優勝は、開幕戦でジュニア・ジャパンを圧倒したフィジー・ウォーリアーズ。第2節でホストチームを下したのに続き、最終節ではトンガAに73-25と大勝し、全勝で今大会を制した。

 ジュニア・ジャパンを率いてU20チャンピオンシップでも指揮を執るロブ・ペニー ヘッドコーチは、「この3年間、コロナ禍の制約の中で過ごしてきた若者たちにとって、海外での生活を経験するのは初めてのことでした。また、サモアの酷暑の中でのゲームは彼らにとって特別な経験になったと思いますし、チームにとっても6月から南アフリカで開催されるU20チャンピオンシップへ向けて大きな収穫となりました。今回の遠征ではフィールド内だけでなく、フィールド外でも、言語とコミュニケーションという大きな課題に直面しましたが、選手とスタッフはこれらの問題にもうまく対処し、多くを学ぶことができました」とコメントした。

 U20日本代表は、5月27日には東京・秩父宮ラグビー場でNZU(ニュージーランド学生代表)を相手に強化試合をおこなう。

「未来の勇敢な花を咲かせる選手たちへ、これからも温かいご声援をよろしくお願いいたします」(ロブ・ペニー ヘッドコーチ)

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