ラグビーリパブリック

D3のウォーターガッシュ昭島がスカイアクティブズ広島を下し、入替戦出場に近づく。

2023.04.09

ウォーターガッシュのキープレーヤーのひとりであるCTBトム・イングリッシュ(撮影:斎藤豊)


 リーグワンのディビジョン3は4月9日、神奈川・荻野運動公園陸上競技場で第13節の1試合がおこなわれ、昇格への挑戦権となる入替戦出場を目指す3位・クリタウォーターガッシュ昭島と4位・マツダスカイアクティブズ広島が激突し、ウォーターガッシュが30-12で制した。

 序盤、相手に2トライを許したウォーターガッシュだが、2点差に詰めて迎えた33分、ゴール前のスクラムで圧力をかけてNO8テビタ・オトが突っ込み、逆転トライとなった。

 17-12で迎えた後半、しばらくスコアは動かなかったが、ウォーターガッシュは72分(後半32分)、FL中村謙吾の出足の速いタックルとNO8オトのジャッカルで相手の反則を引き出し、SOアンドリュー・ディーガンがハーフウェイ付近からペナルティゴールを決めて貴重な3点を追加。75分にもスクラムの強さを活かしてトライを奪い、終了間際にもショットで加点して勝利をつかんだ。

 なお、ディビジョン3はNTTドコモレッドハリケーンズ大阪が優勝と来季ディビジョン2への自動昇格を決め、九州電力キューデンヴォルテクスが2位で入替戦出場が確定している。

Exit mobile version