浦安D-Rocksは3月31日、韓国国内リーグ(コリアスーパーラグビーリーグ)に参戦している現代グロービスとパートナーシップ契約を締結したと発表した。
両クラブはパートナーシップを通じて、チーム戦力の強化支援、アジアにおけるラグビーの普及と育成など、サスティナブルなチーム運営に向けて連携強化を深めていく。また、強化支援施策の一環で「2023コリアスーパーラグビーリーグ1次大会」への選手派遣もおこなわれ、WTB石川貴大、LO佐藤大樹、NO8ブロディ・マカスケルが期間限定で加入することが決まった。
すでに合流している石川は3月25日の開幕戦で現代グロービスの背番号11をつけて先発出場し、前半20分すぎにトライを決めている。
現代グロービスのキム・ヨンヘ ヘッドコーチは、「派遣された選手の試合でのパフォーマンスもよく、チームに打ち解けてくれております。このパートナーシップを通じて新しいことに挑戦していきたいです。それが現代グロービスの成長につながり、韓国やアジアラグビーの成長にも大きな影響を与えると信じております」とコメント。
浦安D-Rocksの内山浩文ゼネラルマネージャーも現代グロービスとのパートナーシップ契約締結を喜び、「チームの強化支援施策の一環として、2022―2023リーグワンに出場する機会を得られていない選手に対し、ゲームタイムを確保できたことは中長期的なチーム強化の観点でも大きな成果が得られると確信しております。今後は、このパートナーシップがチーム強化の枠組みを超えて、アジアにおけるラグビー競技の育成と発展にもつながっていくことを期待しております。引き続き、グローバルチームとの強固なリレーションシップを構築し、サスティナブルなチーム運営を目指していきたいと思います」と述べた。