OB会と協働する別組織として、桐蔭学園ラグビーを支援、その知見を日本ラグビー全体にシェアし、発展につなげる法人が1月に立ち上げられた。
名称は「一般社団法人 TOIN RUGBY CLUB」。TRCが主催するオンライン公開セミナーが本日おこなわれる。内容は、神奈川県下のライバルでもある慶應の申し子・野澤武史氏、藤原秀之監督（桐蔭学園）、星野明宏（代表理事）によるトークセッション！
第1回の動画はこちら
第2回も無料公開！ 申し込みは こちらへ
第2回テーマ「スポーツを通じた人材育成とは-現場から語る-」
日時：2月22日（水）20時〜＠Zoom（ウェビナー／無料）
登壇者：
野澤武史（一社・スポーツを止めるな代表理事／山川出版社社長）
藤原秀之監督（桐蔭学園）
星野明宏（TRC代表理事／東芝ブレイブルーパス プロデューサー）
MC：今田圭太
小テーマ1 「伸びる人材に共通する要素」
小テーマ2 「チーム内の役職と役割の設定」
「卓越したコーチングスキルの寄与でラグビー界全体の発展と社会貢献へ」を掲げる一般社団法人 TOIN RUGBY CLUBは、同校OBの星野明宏氏（BL東京・プロデューサー）が代表理事を務める。
桐蔭OBでなくてもセミナーなどの各活動参加は可能で、ラグビーと桐蔭学園ラグビー部をリソースにして、日本ラグビー界を盛り立てる活動を行っていく。そこで集まる収益や知見を、また桐蔭学園ラグビー部の支援に充てる流れだ。
1月11日には、法人の主な事業の一つであるセミナーの第1回が無料でオンライン公開され、OBである後藤翔太氏（（株）識学）、今田圭太氏、田中勝悟氏（（株）High Performance Hub）が登壇した。今回は「これからの時代に必要な組織マネジメント」と題して3氏が各分野のセッションを展開。最新のラグビーの現場で起きていることなど生きた逸話を織り交ぜながら、トークが進んだ。
参加者は初回から約70人がオンラインで集まった。育成年代からトップまでのラグビーチームはもちろん、柔道、バスケットなどの他競技チーム、医療関係者、一般企業の経営者、ビジネスマンなど幅広い視聴した。人材育成に役立てようとの参加動機が多く、半数以上は桐蔭学園のOBOGではない一般参加だった。
今後もセミナーは、桐蔭のチームスキルの公開、組織づくり、部活動の継続性などについて展開していく。詳細は法人公式サイトへ。
参考：（一社）桐蔭ラグビークラブの使命
卓越したコーチングスキルの寄与でラグビー界全体の発展と社会貢献へ
特に、ラグビー指導者向けのクリニックや、チームに対する実際のコーチングなどで、怪我をしない競技スタイルを普及させ社会貢献を
ラグビーを通じたチーム作りや人材育成のノウハウを共有
ラグビー部が実践する現在進行形の人材育成は、選手としてはもちろん社会で幅広く活躍するOBを輩出している。企業マネジメントにも役立つ知見を、社会に還元
桐蔭学園ラグビー部へ寄付
法人で得られた資金を、遠征や合宿など諸費用、コンディショニング、育成費用などに充当し、新たな育成サイクルの継続に貢献する