ジャパンラグビー リーグワン2022-23で開幕から負けなしのクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、7勝目を挙げて2位をキープした。2月19日に東京・江戸川区陸上競技場で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦し、60-22と快勝した。
序盤は両チームともペナルティゴールで得点し、スピアーズは6-3で迎えた前半16分、敵陣深くに入ってモールからすばやく展開し、WTB木田晴斗が最初のトライを決めた。
その後、ダイナボアーズがキックパスを使って5点を奪い返し、点差は詰まったが、13-8で迎えた後半早々、危険なプレーをしたダイナボアーズの選手にイエローカードが提示され、数的有利となったスピアーズが4連続トライでゲームを支配した。
相手が1人少なくなった直後の42分(後半2分)、敵陣深くに入ったスピアーズは、ラインアウトから一気のモールドライブで1本目。45分にはPRオペティ・ヘルのブレイク後、CTBリカス・プレトリアスが大きくゲインし、サポートしたFBゲラード・ファンデンヒーファーがゴールに持ち込んだ。48分にはWTB根塚洸雅のカウンターからチャンスを広げ、SH谷口和洋がフィニッシュ。51分にもCTBプレトリアスの好走で敵陣深くに入ると、スペースを見つけたSOバーナード・フォーリーがクロスキックを放ち、木田がボールをキャッチしてトライを決めた。フォーリーはゴールキックも完璧で得点を重ね、41-8と大差がついた。
ダイナボアーズは56分にPKからの速攻でCTB奈良望がトライを決め、66分にはLOエピネリ・ウルイヴァイティがキックチャージからファイブポインターとなったが、スピアーズは終盤にも3トライを追加し、ボーナスポイントを獲得している。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイはこれで7勝1分(勝点33)、三菱重工相模原ダイナボアーズは3連敗で3勝1分4敗(勝点15)となった。