前節で今季初黒星を喫した横浜キヤノンイーグルスだが、1月14に東大阪市花園ラグビー場でおこなわれた第4節で花園近鉄ライナーズを74－7と圧倒し、2勝1分1敗となった。一方、ディビジョン1に今季昇格のライナーズは開幕から4連敗。
イーグルスは序盤にドライビングモールで先制すると、前半7分にはラインアウトからのサインプレーが決まってWTBヴィリアメ・タカヤワが抜け、サポートについたNO8アマナキ・レレイ・マフィがゴールへ走りきり追加点となった。
一方、ホームでファンの声援に応えたいライナーズは16分、ゴール前でアドバンテージをもらってフェイズを重ね、ゲームキャプテンを務めた元オーストラリア代表のSHウィル・ゲニアから鋭いパスをもらったLOベン・トゥーリスがインゴールに突っ込み、トライを奪い返した。
しかし、イーグルスは19分、こちらも経験豊富なSO田村優がキックを使ってチャンスメイクし、仲間をサポートして自らフィニッシュ。流れを引き戻してペナルティゴールでも加点すると、29分と前半ラストにはラインアウトからのモールでトライを重ねた。
36－7で折り返したイーグルスは後半も手を緩めず、46分（後半6分）には南アフリカ代表でもあるSHファフ・デクラークの好走からチャンスを広げて得点し、その後も5トライを追加して大勝となった。