第102回全国高校ラグビー大会の優勝争いは、4チームに絞られた。
1月3日の準々決勝終了後、準決勝の組み合わせ抽選がおこなわれ、対戦カードが決定。
前年度王者の東海大仰星高校を倒し、史上4校目の高校3冠へ向け前進した報徳学園高校(兵庫)は、優勝6回を誇る伝統校の天理高校(奈良)と準決勝で対戦することが決まった。
報徳学園は、冬の花園では過去ベスト4が最高成績。天理は準優勝した第84回大会以来の決勝進出を目指す。
準決勝第2試合は、初優勝を狙う京都成章高校(京都)と、6季ぶりの王座奪還に燃える東福岡高校(福岡)が激突することになった。
第96回大会で東福岡が優勝したとき、両チームは準々決勝で対戦し、京都成章が涙をのんだ。第100回大会では、京都成章が準決勝でリベンジして初の決勝進出。そして前回大会では準々決勝でぶつかり東福岡が勝っているが、いずれも接戦であり、今回も激闘が予想される。
準決勝は1月5日に東大阪市花園ラグビー場でおこなわれる。